アレルギー、インフルエンザ、注意することが多い秋冬
秋から冬にかけて、症状を悪化させないために、喘息患者さんには注意していただきたいことがあります。まず、花粉症。ブタクサ、ヨモギ、ススキなど、秋も花粉症の原因となる植物が多いので、注意が必要です。今は様々なアレルゲンの検査ができますから、自分のアレルギーの原因をできるだけ把握しておくことをお勧めします。また、春にスギ花粉症症状が強い方は今のうちにスギ花粉舌下免疫療法なども考慮されるとよいでしょう。寒暖差や台風・低気圧が来たときの気圧の変化は症状を誘発しますので、マスクして出かけたり、体温調節などに気をつけてください。そして、大事なのは風邪をひかないことです。インフルエンザの予防接種は必ず受けて欲しいですね。早めに予防接種をできるように、接種の予約はもちろん、接種日にむけた体調管理もしっかりと行いましょう。