アストラゼネカ株式会社
ASTHMA MEDICINE 喘息の発作がおきたときには

ASTHMA MEDICINE


喘息の発作がおき
たときには

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喘息の発作がおき
たときには

発作治療薬で喘息の発作をしずめよう

喘息の発作がおきたら、効果がすぐに出る発作治療薬を使って発作をしずめることが最優先となります。
喘息の発作治療薬としてよく用いられるのは、気管支を広げる短時間作用性吸入β2刺激薬です。テオフィリン薬を併用することもあります。
これらで症状が改善しなかったり、苦しくて横になれないほど重度の発作の場合は救急外来を受診しましょう。
喘息症状や発作治療薬の使用が週1回以上あれば「コントロール不十分」とされています。発作の頻度などを医師に伝え、喘息の長期管理について相談しましょう。

 

 

【喘息の発作治療薬】

  • 短時間作⽤性吸⼊β2刺激薬

    気管⽀を広げる作⽤が強く、速効性があり、喘息の発作時にすぐに呼吸を楽にしてくれる吸⼊薬です。よく使われている噴霧式の器具の場合、吸⼊補助器具(スペーサー)を使うと、そのまま吸⼊するより効果が⾼くなります。ネブライザーで吸⼊する場合もあります。
    改善が不十分であれば20分おきに吸入し、3回吸入しても(1時間たっても)呼吸困難があれば病院・診療所を受診しましょう。

  • テオフィリン薬

    気管⽀を広げるはたらきと、炎症をおさえるはたらきの両⽅を持つ薬です。ゆっくり効く徐放薬が⻑期管理薬として⽤いられますが、すぐに効くタイプの内服薬もあり、喘息の発作治療薬として使⽤されます。発作で病院・診療所を受診した際には注射薬が使われることがあります。

  • 経⼝ステロイド薬

    吸⼊薬とは異なり、経⼝薬(内服薬)は喘息の発作時に使⽤します。β2刺激薬ほど速効性はありませんが、炎症の悪化を防ぎ、喘息の発作をしずめる効果が⾼い薬です。β2刺激薬などを⽤いても発作がおさまらない場合や、中程度以上の喘息発作がおこった場合に使⽤します。発作後数⽇間続けて服⽤することもあります。

  • 抗コリン薬

    ⾃律神経(副交感神経)から放出される気管⽀を収縮させるアセチルコリンという物質のはたらきを抑えて、気道を広げる吸⼊薬です。短時間作⽤性β2 刺激薬と⼀緒に使われることがあります。