喘息(ぜんそく)の正しい知識と治療についての総合サイト

監修:国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授/山王病院アレルギー内科 足立 満 先生

VARIOUS ASTHMA さまざまな喘息

喘息(ぜんそく)と似た症状の病気

咳や痰が出る病気は喘息だけとは限りません。喘息とまぎらわしい病気は多いので、医師が判別しやすいよう、自分の症状をしっかりと把握しておくことが大切です。

咳喘息

痰やゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴や呼吸困難がなく、咳だけが長く続く病気です。
咳は夜中から明け方に出やすいのが特徴です。

アトピー咳嗽

咳喘息と同じく、痰や喘鳴、呼吸困難がなく咳が長く続く病気です。
咳喘息と違って気管支拡張薬は効果がありません。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

気道の炎症や、肺胞という肺の中の袋状の組織が破壊されることが原因で、呼吸が十分にできなくなる病気です。
主な原因は喫煙と考えられています。安静時にも発作がおこる喘息と異なり、COPDは体を動かした時に息苦しくなります。喫煙による慢性気管支炎や肺気腫がCOPDにあてはまります。

百日咳

「百日咳菌」の感染によって、激しい咳が1ヶ月以上も続く病気です。
治療には抗菌薬を用います。乳児期に3種混合ワクチン(百日咳・ジフテリア・破傷風混合ワクチン)の予防接種が行われます。
最近では大人の百日咳も増加しており、注意が必要です。

感染後咳嗽

風邪をひいたあとに咳だけが長く続くものです。
根本的な治療はないので、自然に治るのを待つか、咳止め薬を用います。

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