喘息(ぜんそく)の正しい知識と治療についての総合サイト

監修:国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授/山王病院アレルギー内科 足立 満 先生

GLOSSARY 喘息(ぜんそく)用語集

  • あ
  • か
  • さ
  • た
  • な
  • は
  • ま
  • や
  • ら
  • わ

喘息(ぜんそく)用語集「か行」

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ガイドライン

適切な診断と治療を行うために、診断・治療などの手順についてまとめた指針のことです。疾患別の診療ガイドラインが各医学会から出されています。

合併症

ある病気に関連して起こる別の病気のことです。

気管支

気管からガス交換を行う肺胞(はいほう)までの気道を気管支と呼びます。気管支は左右に分かれており、右が太く短く、左が細く長くなっています。さらに何度も分岐(ぶんき)して細くなっていきます。

気道

口・鼻から肺にいたる空気の通り道を気道といいます。鼻腔、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)までを上気道(じょうきどう)、気管、気管支を下気道(かきどう)といいます。喘息は主に気管と気管支の炎症が原因となります。

吸入抗コリン薬

気管支を収縮させるアセチルコリンのはたらきをおさえる薬です。発作時に短時間作用性β2刺激薬と併用して用いられることがあります。

吸入ステロイド薬

抗炎症作用が強い薬で気道炎症を抑え、発作をおこしにくくするので喘息の基本治療薬として用いられます。ICSという呼び方もあります。毎日続ける長期管理薬で、効果が出始めるまでに3日~1週間ほどかかります。吸入薬なので直接気道に届き、内服薬に比べ少量で効果的に作用します。

Q&A 「 吸入ステロイド薬を長く使い続けて大丈夫ですか?ステロイドなので不安です。」

吸入ステロイド薬/長時間作用性β2刺激薬配合剤

喘息の長期管理薬としてよく用いられる吸入ステロイド薬と長時間作用性β2刺激薬が同時に吸入できる薬です。

経口ステロイド薬

喘息症状がひどい時に短期間(1週間程度)用いられます。炎症をおさえ、発作をしずめる効果が高い薬です。しかし、長期に使用すると、副作用が現れることが少なくありません。

抗IgE抗体(こうあいじーいーこうたい)

体内に侵入したアレルゲンにくっつき排除するIgE抗体のはたらきをおさえ、アレルギー反応がおこらないようにします。高用量の吸入ステロイド薬を基本に長時間作用性β2刺激薬など複数の治療薬を使用していてもコントロール不十分な重症のアトピー型喘息の方に用いられる注射薬です。

コントロール(喘息コントロール)

喘息は発作がおこらなくなれば「治った」わけではありません。治療しなければ気道の炎症は続いており、発作はいつおこってもおかしくない状態です。きちんと治療し、発作が起こらない状態を維持することを「喘息をコントロールする」といいます。

あなたの喘息の状態をお医者さんに相談する前にセルフチェック 喘息クイックチェック