アストラゼネカ株式会社
Q&A 診断について

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診断について

監修:国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授/山王病院アレルギー内科 足立 満 先生
監修:国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授/山王病院アレルギー内科 足立 満 先生

治療についてのQ&Aをご覧いただけます。

喘息の治療をせずに放置すると、気道の炎症が悪化して、発作の頻度が多くなったり、症状が重くなったりします。⽉に1回以上症状ある状態が続いている、ある季節だけ症状がある、⾵邪をひいた後に咳などの症状が続く⽅は、早めに病院・診療所を受診しましょう。また年に1回位でもはっきりとした症状がある⽅は、受診をお勧めします。

喘息の治療のゴールは、発作のときの症状をしずめることではありません。「⻑期間発作がおこらないようになり、健康な⼈と変わらない⽣活を送ること」。これが喘息治療の⽬標です。そのためには、発作治療薬で症状をしずめるだけでなく、喘息の⻑期管理薬を定期的に使⽤して発作がおこらないようにする必要がありますので、医師の指⽰に従って薬を使⽤しましょう。

⾃分の判断で薬の量を減らしてはいけません。症状がおさまっていても気道に炎症が残っていると、また喘息の発作を起こす可能性があるので、⻑く治療を続けていく必要があります。薬の量を増やす、減らすなどは、医師の指⽰に必ず従いましょう。

喘息は慢性的に気道に炎症がある疾患です。症状がおさまっていても気道に炎症が残っていると、また喘息の発作を起こす可能性があるので、⻑く治療を続けていく必要があります。薬の使⽤期間は医師とよく相談しましょう。

薬の中には飲み合わせの悪い薬があります。現在服⽤している薬がある場合は必ず医師・薬剤師に伝えてください。

薬の中には飲み合わせの悪い薬があります。また⾵邪薬、解熱剤、痛み⽌めの⼀部に含まれている消炎鎮痛剤(アスピリンなど)で喘息発作を起こしてしまう⼈がいます。⾵邪をひいたときには、病院・診療所を受診し、医師に喘息の治療中であることを必ず伝えて薬を処⽅してもらいましょう。

ステロイドの種類は、塗り薬、内服薬、点滴、吸⼊薬などがあります。内服薬や点滴のステロイドは⾎液に⼊って全⾝を循環しますが、吸⼊のステロイド薬は直接気道に薬を届けますので、内服薬のステロイドに⽐べて約1/1000の量で同等の効果が得られ、全⾝性の副作⽤が少ないです。吸⼊ステロイド薬が治療に使われ始めて20年以上経ちましたが、塗り薬や内服薬のステロイド薬でみられるような⻑期の使⽤による副作⽤は問題になっていません。

薬は正しい使い⽅をしないと、きちんとした効果がでません。特に吸⼊薬では正しい吸⼊⼿技で吸⼊することが⼤切です。吸⼊器の使い⽅がわからないときには、⾃分で判断せず医師・薬剤師に確認してください。