- 健常人と変わらない日常生活が送れること。
正常な発育が保たれること。 - 正常に近い呼吸機能を維持すること。PEFの変動が予測値の20%未満。PEFが予測値の80%以上。
- 夜間や早朝の咳や呼吸困難がなく十分な夜間睡眠が可能なこと。
- 喘息発作が起こらないこと。
- 喘息死の回避。
- 治療薬による副作用がないこと。
- 非可逆的な気道リモデリングへの進展を防ぐこと。
喘息予防・管理ガイドライン2021
喘息予防・管理ガイドライン2021
喘息のコントロール状態は、下の表に基づいて評価されます。
「コントロール良好」な状態が3~6ヶ月維持できれば、薬を減らすかそのままの治療を続けるか医師と相談して決めます。「コントロール不十分」または「コントロール不良」となれば、治療を強める必要があります。
「コントロール良好」を目指して、治療を継続しましょう。
※1:1日2回測定による日内変動の正常上限は8%である。
※2:増悪が月に1回以上あれば他の項目が該当しなくてもコントロール不良と評価する。
喘息予防・管理ガイドライン2021