喘息(ぜんそく)の正しい知識と治療についての総合サイト

監修:国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授/山王病院アレルギー内科 足立 満 先生

GLOSSARY 喘息(ぜんそく)用語集

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喘息(ぜんそく)用語集「あ行」

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IgE抗体(あいじーいーこうたい)

体内に侵入してきた異物(アレルゲン)にくっつき感染を防ぐ役割をするタンパク質を、抗体(免疫グロブリン)といいます。免疫グロブリンにはいくつかの種類がありますが、アレルギー疾患では免疫グロブリンE(IgE)が主に作られます。

アセチルコリン

副交感神経末端などから放出される、情報を伝達する物質です。血管を広げたり、気管支を収縮させたり、さまざまな作用があります。

アトピー型喘息

特定のアレルゲンが引き金となって発作がおこる場合をアトピー型喘息といい、アレルゲンが特定できない場合を非アトピー型喘息といいます。小児喘息の約9割がアトピー型喘息で、成人喘息では半数以上が非アトピー型です。

アレルギー

ある特定の抗原(アレルゲン)に対する反応が、生体に防衛的にはたらくのではなく、過剰におこって有害に作用する場合の一連の免疫反応のことをいいます。

アレルゲン

アレルギー性疾患を引き起こす“原因”となる物質。ダニ、ハウスダスト、ペット(動物の毛やフケ)、花粉、カビ、食物、薬剤などがアレルゲンとなります。

運動誘発性喘息

運動することでおこる発作を運動誘発性喘息といいます。多くの場合、特に治療しなくても20~30分後には回復しますが、治療が必要な場合もあります。運動することで呼吸が多くなり冷たく乾燥した空気をたくさん吸い込むため、気道が冷やされ乾燥し水分を失った結果、発作がおこると考えられています。

エアゾール製剤

ボンベを押して薬剤を噴射し、吸気にあわせて吸入する薬です。噴霧式定量吸入、加圧式定量噴霧吸入、pMDI という呼び方もあります。うまく吸入できない場合や小児などには、一旦薬剤を筒状の器具の中に噴霧し、その後ゆっくり気管支の中へ吸い込めるようにしたスペーサーという補助器具を用いると効率よく吸入することができます。
エアゾール製剤には吸入ステロイド薬、β2刺激剤、抗コリン剤などがあります。

FEV1(えふいーぶいわん)

呼吸機能検査で測定できる、息を思い切り吸ってできるだけ速く吐き出した際の最初の1秒間で吐き出した息の量のことです。喘息の方ではこの値が小さくなる場合が多く、診断や治療効果の評価に役立ちます。
FEV1(1秒量)の基準値(予測値)に対する測定値の割合を%FEV1といいます。

炎症(気道の炎症)

喘息の原因である気道の炎症とは、好酸球などの“炎症のもと”となる細胞が集まって、気道の壁を攻撃したり、ヒスタミンなどの種々の化学物質が増加している状態をさします。 気道に炎症があると、気道が荒れた状態になり、様ざまな刺激に対してとても敏感になります(気道過敏症)。正常な場合に比べ、タバコ、ホコリ、冷気などのわずかな刺激にでも反応して、発作が起こります。

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